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WInecarte 簡単ワインの選び方
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ポルトガルワインで知られていない10の事柄。
アメリカのハフィントンポスト(The Huffington Post)にて、ポルトガルワインについての記事を見付けました。
その題名は、
ポルトガルワインについて知られていない10の事柄
10 Things You Don’t Know About Portuguese Wine
というもの。
それでは、10個を紹介しましょう。
- ポルトガルワインはポートワインだけではない。(赤・白・ロゼ・スパークリングもあります。)
- ポルトガルの辛口ワインはポートワインではない。(ポートワインは甘口の酒精強化ワイン))
- ポルトガルワインは、コスパが高い。(白なら10ドル以下、赤なら30ドル以下。)
- ポルトガルワインで使われるぶどう品種のほとんどは、独自品種。
- ビーニョヴェルデ(Vinho Verde)は、地域名。
- ポートワインの醸造は、ドウロ(Douro)地区のみ。
- ポルトガルは、ワイン製造世界11位。
- ボトル裏側に、本物を証明するシールが貼られている。
- キンタ(Quinta)は、シャトーと同じ意味。
- ラベルのティント(Tinto)は、赤ワインを意味する。
ポルトガルワインは、日本でもマイナーな存在。
百貨店かネットショップでしか、手に入らないかもしれません。
その理由は、
独自のぶどう品種を使っているので、風味や味を想像しにくいから。
ではないでしょうか。
私も、まだ飲んだことがありません。
飲んだことのある方は、ぜひコメントを。
イタリア人の若年層、ワイン離れが鮮明に。
イギリスの新聞インディペンデント(The Independent)電子版に、イタリアのワイン消費についての記事が掲載されていました。
その記事によると、
イタリア人の若者は、ワインを飲まなくなった!
らしい。イタリア人と言えば、夜ご飯は大勢でワインとパスタを楽しんでいるというイメージがありますが、それは昔のことのようです。
65歳以上のイタリア人の69%は、毎日ワインを飲むというのだから、そもそもイタリアでは「夜ご飯=ワインと料理」という感覚なのでしょう。
それが、35歳以下のイタリア人では、たったの13%しか毎日ワインを飲まないという結果に。
その原因として、「核家族化」「ワインの価格」「健康面の理由」があるという。
ワインの価格については、面白い統計結果が掲載されていました。それは、
- 35%のイタリア人は、スーパーでワインを買う。
- イタリア人の50%は、毎日飲む用のワインとして3ユーロ以下しか出さない。
というもの。スーパーで売られているワインは、専門店のものよりも安いことを考えると、イタリア人はワインにお金を支払わなくなった考えられます。3ユーロと言えば、日本円にして360円ほど。(物価の違いがあるので、安いとは言えませんが…)
これらを見ると、
イタリア人は、ワインを飲まなくなった。
と結論づけられます。
ただ、イタリア人一人当たりのワイン消費量は、56.2リットルと凄まじく大きい。フランスの56.6リットルに匹敵するそうです。
forecastとされているので、この数字は恐らく2010年。
ネットで過去のイタリアの一人当たりのワイン消費量を調べてみると、メルシャンの資料で2006年の数字がありました。その数字では46.5リットル。2006年からの5年間で大きく伸びていることになります。
若者でワインを飲む人が減ったことを考慮に入れると、
- ワインを飲む若者は、飲む量を大きく増やした。
- 年配の人のワインの飲む量が増えた。
ことが推測されます。若者のワイン離れは進む一方で、ヘビーユーザーの消費量は大きく伸びているのかもしれません。
ミートソーススパゲティに合うワインとは?
カナダのニュースサイト・ガゼット(Gazette)の記事です。
このコーナーは、読者のよるワインに関する質問に元ソムリエが答えるというもので、今回は
ミートソーススパゲティに合うワインは何?
というものでした。
質問したのは、ミートソーススパゲティが大好きな子供がいる読者。ミートソーススパゲティを食べる機会が多いので、その時に飲むワインを教えて欲しいというものでした。
それに対する回答が、
- スパゲティの本場であるイタリア産。
- 料理よりも酸味がある方がいいので、酸味のあるトマトを使ったミートソースにはある程度酸味のあるワイン。
- トマトは、果実・フルーツという二つの風味があるので、この風味を損なわせないようなそれほどパワフルでないワイン。
- ミートソースには動物性油脂が含まれるので、少しタンニンが含まれている。
というもの。これらの特徴を備えたワインがいいという。
これに該当するのは、
- バルべーラ(Barbera)
- キャンティ(Chianti)
- ヴァルボリチェラ(Valpolicella)
の3種。
筆者は、これらのワインを6本試したところ、
- キャンティは、フルーツの風味に乏しい
- ヴァルボリチェラは、ボディが極端。
ということで、バルベーラが選ばれることに。
バルベーラとは、ピエモンテ州が主産地の黒ぶどうの品種。ワインの入門本には取り上げられていないので、マイナーな品種のようです。(ウィキペディアはこちら)
バルベーラの中でも、フォンタナフレッダのバルベーラ ダルバ2009(2009 Barbera d’Alba from Fontanafredda)が取り上げられていました。なぜ、フォンタナフレッダなのかは不明。
フォンタナフレッダは、バローロ地区で造られるワインの15%占める大手ワインメーカー。ただ、サイトを見ると、ネッビオーロ主体でバルベーラについての説明はありません。(日本の輸入代理店モンテ物産のサイトはこちら。)
バルベーラはマイナー品種なんですね。
フォンタナフレッダのバルベーラダルバ2009を楽天市場で探したところ、ありませんでした。(2008年はありました。)
小さなお子様がおられる方は、一度ミートソーススパゲティとフォンタナフレッダのバルベーラダルバをお試ししてみてはどうですか?
ポルトガルのマデイラワイン、甘さと古さで注目。
今日の日経MJにおもしろい記事が載っていました。そのタイトルは、
「調理用だけではもったいない――マデイラワイン甘~い誘惑。」
(日経MJはネットで公開されていないため、リンクがありません。)
東京では、マデイラワインが注目されているようです。
マデイラワインは、ポルトガルのワインで、世界三大酒精強化ワインの一つ。アルコール度数は、17~22%もあり、少し飲めばほろ酔い気分になれそうです。
一番の特徴は、その甘さ。
記事によると、この甘さに惹かれてバーで飲む女性が多い模様。さらに、甘ったるくはないため、デザートの邪魔にならないのがいい。
また、100~200年前のワインを飲めるのも大きな魅力です。
記事によると、1780年物もあり、50万円弱で販売されているようです。
東京・北大塚のバー「レアンドロ」は、マデイラワインを出す専門店で、何とマデイラワインの品揃えが世界一というからすごい。ギネスにも認定されているとのこと。
私自身、マデイラワインを飲んだことはありません。
また、記事で紹介されていたマデイラワインは、「ボアル(Boal)」「ブランディーズ」「アデカ」など。
甘いワインと言えば、アイスワイン・貴腐ワインが真っ先に思いつきます。
決して嫌いではないのですが、飲む機会がないのも事実。
マデイラワイン置いているバー、神戸にないかなぁ。
オーパスワン、香港と東京に営業所を開設。
サンフランシスコビジネスタイムズ(San Francisco Business Times)によると、アメリカの高級ワインブランド・オーパスワン(Opus One)が、香港と東京に営業所を開設したとのことです。
オーパスワンとは、ワイン大手のコンステレーションブランズ社(Constellation Brands Inc.)とバロン・フィリッペ・ド・ロートシルト(Baron Philippe de Rothschild)が共同で製造・販売する高級ワインブランド。
『葡萄酒の戦略』によると、オーパスワンは、アメリカのワイン企業家ロバート・モンダヴィ(Robert Mondavi)とボルドーの一級シャトーが組んだジョイントベンチャーが作ったワインブランドで、カベルネ・ソーヴィニヨン主体のボルドー風ワインをカリフォルニアで科学的に作り出したとして、ワイン業界で注目を浴びたと言われています。
その高級ワインのオーパスワンが、なぜ香港と東京に営業所を作ったかというと、高級ワインへの関心が高まる極東アジアで高級ワインを売り込むため。
特に、東京・香港・中国・シンガポールは、今後需要の伸びる主要市場として、販売に力を入れるようです。
特に、中国が魅力的。中国では、ボルドーの高級ワインとオーストラリアの低価格ワインが人気で、このままではボルドーに大きな中国市場を奪われるという危機感が、香港に事務所を開くオーパスワンの本音ではないでしょうか。
これから人口が減少する日本に拠点を設けるとは少し意外ですが、富裕層が集まる東京に期待してのことでしょうか。
ちなみに、私はオーパスワンを飲んだことはありません。見たことすらありません。
飲みたいワインではありますが…
このような高いワインは、大勢でいろんな高級ワインと飲み比べるのに限ります。
※オーパスワンを飲まれた方がありましたら、ヴィンテージと感想をコメントでいただけるとうれしいです。
カテゴリー: ニュース
タグ: アメリカ, オーパスワン(Opus One), カリフォルニア(Calfornia), コンステレーションブランズ社, ロバート・モンダヴィ, 中国, 東京
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南オーストラリア州でワイナリーの廃業が増加。
オーストラリアのオンラインビジネスサイトLateline.Businessによると、南オーストラリア州のワイナリーの廃業が増えてきているらしい。
この要因は、
- 旱魃などの自然災害により、ぶどうが病気にかかり、栽培効率が大きく下がったため。
- オーストラリアドルの高騰によって、輸出で儲けられなくなったため。
とされています。
サイトにある動画を見ると、ぶどう栽培を行うおじさんの辛い表情を見ることができます。
木に実ったぶどうが少し腐っている映像もありました。
オーストラリアワインは、自国での消費よりも輸出が多いので、通貨高は大きな痛手。
ユーロ圏やアメリカが今後利上げに踏み切ると、この通貨高も少し収まりそうですが、不安定な世界経済を見ると、利上げに踏み切るのも大変難しい。
オーストラリアワインにとって期待できるのは、中国市場でオーストラリアワインへの関心が高まっているということでしょうか。
ちなみに、日本市場では、コストパフォーマンスの高いチリや南アフリカのワインに押され気味です。
楽天で南オーストラリア州のワインを探したところ、1000円以下のものが人気があるようです。
ちなみに、一番高いのは69,800円のヘンチキ ヒル・オブ・グレイス2005(Henschke Hill Of Grace 2005)でした。
ニュージーランドワイン=ハーバードMBA流のフランスワイン
カナダのニュースサイトThe Globe and Mailに、面白い記事がありました。
この記事では、ニュージーランドワインが賞賛されているのですが、そのされ方が面白い。
ニュージーランドワイン=ハーバードビジネススクールのMBAが作り出したフランスワイン
と称しています。
その理由は、
- ニュージーランドワインは、そのぶどう品種とエレガントな風味がフランスワインに似ている。(ちなみに、オーストラリアワインは、ジャムのようにで目立つ風味。)
- 独創的なぶどう格子垣作成方法や管理方法を取っている。よって、品質は高い。
- コルクのブショネを避け、新鮮な風味を保つためにスクリューキャップを90%以上のボトルで採用。
だから。
まるでMBAを取得した経営者の会社のごとく、フランスと同じぶどう品種を使って科学的な生産方法・ボトリング方法が取られているので、
ニュージーランドワイン=MBA+フランスワイン
と分析しています。
ただ、注意が必要なのは、この記事は2009年に書かれたので、その後変化があるかもしれません。
ニュージランドワインで有名なのは、ソーヴィニヨン・ブランとシャルドネで、特にソーヴィニヨン・ブランは世界一と、筆者は評価しています。
私はまだ飲んだことないので、何とも言えないですが、ここまで書かれたら飲んでみたくなりました。
また、この次に注目するのは、ピノ・ノワール。
ピノ・ノワールについては、3つのワインが紹介されていたので、ここで取り上げたいと思います。
- リッポン ピノ・ノワール2006(Rippon Pinot Noir 2006):44.95ドル。ジャムのような風味を感じられるとともに、飲んだ後にはベリー・スパイスの風味と爽やかな酸味が楽しめる。
- パリサーエステイト ピノ・ノワール2006(Palliser Estate Pinot Noir 2006):28.95ドル。質素なブルゴーニュと完熟したニューワールドの中間の風味。
- カリック ピノ・ノワール2006(Carrick Pinot Noir 2006):39.95ドル。ソフトでまろやか。ベリーの風味が、ダークチョコレートの香りを補ってくれる。
ニュージーランドワインについては、このサイトで取り上げましたが、いまだ飲んだことがありません。
飲んだら、レビューを紹介しますね。
今お店が一番売りたい価格帯は、15ドルから20ドル。
LAタイムズの記事によると、ワインショップが一番売りたいワインの価格帯は、15ドルから20ドルという。
お店にとって一番売りたいワインというのは、儲かりやすいという意味。
2009年は40ドルがお店が売りたい価格帯だったから、相当値下がりしていることになる。
その一番の理由は、スペイン・イタリヤ・ポルトガル・チリ・アルゼンチンなどから、安旨(安くておいしい)ワインが多く輸入されているから。
15ドル程度のワインでも、ワイン雑誌(ワインスペクテイター誌など)で90ポイント以上獲得しているものが多いらしい。
考えてみれば、日本のワイン通販でも、サイト上ででかでかと「パーカーポイント◯◯点」と強調しているワインが売られています。
しかも、高得点の割に、価格はそれほど高くない。(1500円から2000円でしょうか。)
確かに、安くて美味しいワインが増えているのです。
さらに、消費者の間で、カリフォルニアのシラー人気が落ちている関係で、カリフォルニアのシラーが大きく値下がりしているようです。
今1ドルが約83円だから、15ドルのワインはだいたい1245円。
1500円前後の価格帯のワインがワインショップの目立つ所にあることを考えると、日本でも15ドルぐらいのワインが一番売りたい(=儲かる)ワインなのでしょうか。
楽天一番で1245円から1660円のワインを探す。
機内でワインを飲むべきかどうか?
カナダの英字新聞プロバンス(The Province)電子版にて、飛行機の中で出されるワインについての記事がありました。
この記事によると、
「飛行機の中で、どんなワインを飲めばいいか?」
という質問に対する答えは、
「ハイネケン(ビールの銘柄)」
とされています。
つまり、
飛行機の中でワインは飲むな
ということになります。
この記事で示す飛行機とは、アメリカのエアライン。
アメリカのエアラインのワインは相当ひどいようです。
その理由は、ワインの形状と中身にあると書かれています。
形状とは、ボトルのこと。
アメリカのエアラインで出されるワインは、通常クォーターサイズのワインなのですが、このサイズのボトルは、酸素を抜くことが難しく、酸化しやすいようです。これは、劣化につながります。
また、中身のワインも、相当安い=品質の低いワインが詰められているので、品質には期待できないという。
アメリカのエアラインがなぜこのようなワインを提供するかというと、それは安いから。
クオーターサイズのボトル1本を、50セントぐらいで仕入れているから、相当安い。
最近、アメリカのエアラインに乗っていないので、この記事の信憑性についてはわかりません。
ただ、次回乗る機会があれば、確かめてみたいと思います。