ワインカルテ更新が遅れたのは、決してワインを飲んでいなかったからではない。

コンビニやスーパーで購入したワイン

 

大変ご無沙汰しております。かれこれ、最後に更新してから2ヶ月が経とうとしていますが、いかがお過ごしでしょうか?私は元気です。

 

まぁ、こういう戯言はどうでもいいいのですが、ワインカルテの更新が遅れたのは、ワインを飲んでいなかったからではありません。飲む機会は相当減りましたが、2週間に1本ぐらいは飲んでいます。特に最近は、体のことを考えて、ビールよりも赤ワインを飲むようにしています。まだ、老けこむような年齢ではありませんが。

 

では、なぜ更新しなかったのか。それは単に面倒だからです。楽したい自分の弱い心に負けたというのもあるでしょう。ワインカルテを作ったきっかけは、私自身ワインを勉強したかったからであり、またワインに対するニーズが社会にあると感じたからです。後者はまだ強いようですが、前者の願望は少し弱くなったのは否めません。ワイン以外にも、美味しいお酒はいっぱいありますから。特に、最近はなぜか焼酎や日本酒に興味津々であり、ついつい売場を覗いてしまうほど。ワイン売場を素通りすることの方が多くなりました。

 

かと言っても、ワインに全く興味が無くなったというのは完全な間違い。興味は十分あります。そして、ワインを飲んだ記録を付けることにより、ワイン選びがより充実し、ワインで失敗する確率が低くなると、今でも信じています。ワイン売場にあるあの種類を思い浮かべてください。どうやって選べばいいのか、今でも迷います。予算制限が厳しいから、おのずと選択肢は狭まりますが、格安ワインが増えたせいで、それでも迷ってしまいます。これまでの経験上、激安ワインは失敗確率の方が高いというのを知っているので、選択肢はだいぶ狭まりますが、それでも候補はたくさんあります。酒類専門店に行けば、売りたいワインの説明文が長々と書かれていますが、どれも美味しそうに感じてしまうのは、私だけでしょうか。まぁ、売りたいからこそ文章を書いているわけで、いいところを強調するのは仕方ありません。結局、価格と知識をフル活用して、決めてしまうしかありません。販売商品を比較して陳列した方が売れるのでは、とついつい思ってしまいます。

 

つらつら書いてしまいましたが、これからもこのサイト続けますよ。これからは、更新ハードルを下げるべく、よりシンプルにしたいと思います。例えば、「今日のワイン」の項目数を減らせば、手間が相当減り、更新意欲が高まることでしょう。そして、シンプルにした方が、ワイン初心者の方にとって、ワイン選びがより簡単・楽しくなると信じています。

 

ちなみに、冒頭の画像は、3月からこれまで飲んだワイン達。さぁ、これからこの4本について、書いていこうと思います。あすからの更新にしますので、乞うご期待。

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【日本ワイン】日本ワインが本当に売れているらしい。

久々の投稿ですが、日経新聞の土曜特別版のNIKKEIプラスワンに、日本ワインに関する記事が掲載されていたので、備忘録がてらに紹介したいと思います。

 

ちなみに日本ワインとは、

国産ぶどうを使い国内で醸造した純国産ワイン

 

のこと。当たり前じゃないか、と思ったのですが、現実は輸入ぶどうを使っている国産ワインが大量に出回っています。最近飲んでいないので、美味しさは知らないのですが、売場での露出度を見る限り、価格の低さも手伝ってかなり売れている模様。輸入ワインでも、500円前後の商品の回転が良さそうなので、ワインはことさら低価格化が進んでいるように感じていたところでした。

 

しかし、この記事を読んで、その推測が外れていたことが判明。1500円ほどする日本ワインの売れ行きがいいからです。比較的高単価の日本ワインが売れる理由は、

 

安全重視の消費者が求めるから

 

だそうです。国産=安全という信仰は、まだまだ強いようですね。となると、シニア層のワイン消費が増えてきたということでしょうか。アベノミクスの恩恵を受けるシニア層が、日本ワインを買っている光景が目に浮かびます。

 

その販売好調の日本ワインですが、課題もあるそうです。それは、

 

原料ぶどうが足りない!

 

という、供給面の課題。売れるけど作れないという、メーカーにとっては羨ましい状況なのですが、日本ワインにとっては深刻な問題。そのため、卸大手の国分がワイナリーの囲い込みに動いたほど。解決策は、耕作放棄地の活用だそうですが、原料ぶどうが不足する元々の要因は、原料ぶどうの価格が生食ぶどうよりも格段に低いから。だから、ブドウ農家が、原料ぶどうよりも生食ぶどうを優先して作るようになり、原料不足に陥っているそうです。価格が問題なのに、耕作放棄地の活用で供給量が増えるのでしょうか?

 

さらに、TPPにより輸入ワインの価格がさらに低下する可能性もあり、日本ワインにとっては向かい風の方が強いようです。いっそこと、ハーフボトルメインで作ったらどうでしょうか?ミリリットルあたりの単価が引き上がり、原料ぶどうの価格引き上げにもつながりますね。まぁ、生食ぶどうの価格がそれ以上に高ければ、原料ぶどうを作ろうとするインセンティブは働きませんが。シニア層がこぞって日本ワインを買っているとすれば、少々高くてもハーフの方が売れ行きが伸びるかもしれないですしね。

 

そういえば、最近日本ワイン飲んでいないなぁ。

ちなみに、いいちこの三和酒類さんも日本ワイン製造に力を入れているみたいです。(日経記事より。)ブランド名は、 安心院葡萄酒(楽天市場に飛びます)

 

安心院葡萄酒工房 メルロー

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価格:2,600円(税込、送料別)

 

 

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今年もGWに実施決定!阪神大ワイン祭で試飲を楽しむ5つの方法

2013年5月阪神ワイン祭

 

阪神大ワイン祭は、今年もゴールデンウィーク行われるようです。先週末に阪神百貨店のワイン売り場で、チラシを発見しました。この企画、ワイン好きにはたまりません。なんせ、いろんな種類のワインを無料で試飲できるから。今回は、680銘柄を試飲できるようです。過去最大なので、阪神百貨店さんが、この企画に力を入れていることがわかります。

前回の模様はこちらの動画で。

 

そこで、今回は阪神大ワイン祭での試飲の楽しみ方について、述べようかと思います。ちなみに、この楽しみ方の対象は、ワインに興味ある人~最近ワインにハマった人までで、ワイン初心者に当たります。めちゃめちゃワインに詳しい人には、ちょっと物足りないかもしれませんので、悪しからず。

【阪神大ワイン祭で試飲を楽しむ5つの方法】

[1]ぶどうの種類別に飲み比べてみる

[2]産地別に飲み比べてみる

[3]特殊なワインにも挑戦

[4]冊子にどんどん印・感想を書き込む

[5]気に入ったワインを少なくとも1本は買う

 

1・2については、いろんな銘柄を試飲できることの機会だからこそできること。通常のワイン売場では、それほど多くの種類を飲み比べることはできません。数が限られますし、店員さんからのプレッシャー(?)もそれなりに受けますので。それに比べて大ワイン祭では、店員さんは試飲提供で忙しいので、プレッシャーはさほど強くありません。かなり混んでいるので、ゆっくり比較できないですが、それは我慢。

例えば、2に関して、カベルネ・ソーヴィニヨンをチリ・アメリカ・オーストラリアで比較するのもいいですし、チリの中で比較するのも面白いですね。その時の秘訣は、できるだけ同じ価格帯のワインを選ぶこと。1000円台と3000円台のワインを比較しても、それほどおもしろくはありません。3000円台のワインの方が確実に手間がかかっており、美味しく感じる確率が高いから。例えば、1280円のワインと比べるなら、1500円までのワインと比べるのがいいかと。産地も、国別ではなく国の中の地域別に比べるのも面白いかと思います。例えば、オーストラリアなら、サウスオーストラリアとニューサウスウェールズを比べるなど。もっと細かく、サウスオーストラリアの中で、バロッサ・ヴァレーとクナワラを比べても、面白いかと思います。実際、そこまで細かく比較したことがないですが、個人的に地域別の比較は是非してみたいですね。

 

3について、大ワイン祭では特殊なワインも多く販売されています。例えば、スイスやカナダのワインなど。これらのワインを飲むことは、なかなかできません。先入観があれば、なかなか気が進まないかもしれないですが、特殊なワインを試してみれば、新しい好みがわかるかもしれません。国産ワインも然り。チラシを見ると、4月11日に誕生したばかりの、大阪市内初のワイナリー・島之内フジ丸醸造所のワインも販売されます。オーナーも来られるようなので、オーナーの説明を聞きながら試飲できる、絶好の機会です。

 

4は、大ワイン祭では、販売ワインリストが記載された冊子が配られます。ここに、試飲した感想を書くのが、私の手法。気に入ったワインには、印を付けます。こうすることによって、新たに発見した好みを記録でき、今後ワインを買う時に活かすことができます。もちろん、5にもつながりますし。

5は、宣伝のようですが、そうではないですよ。(この記事は、阪神百貨店さんとは全く関係ありませんので。念のため。)このような他種類の試飲が無料でできるのは、この催事でワインが売れるからに他なりません。売れなくなれば、阪神百貨店さんも止めるでしょう、きっと。(悲しいですが)なので、好きなワインがあれば、少なくとも1本は買って欲しいんです。安いワイン(例えば1000円以下)もあるので、余算に合わせることも十分可能です。

 

とここまで書きましたが、実は試飲だけではなく、いろんなも催しもあるので、そちらも楽しんでくださいね。例えば、有料ですが、グラスワインでシャンパンを飲むこともできます。チーズやデリをグラスワインと一緒に飲むことも、できるようです。(確か、前のワイン祭ではできました。)チラシにはないですが、イベント(ワイナリーによるワインの説明・試飲など)もあるのかなぁ。

 

ゴールデンウィーク真っ最中のイベントですが、関西にいるワイン好きには見逃せないイベントですよ。

 

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阪急百貨店うめだ本店に、うれしい1050円コーナーが登場。

阪急うめだ本店のワイン売り場阪急百貨店のFOOD PRESSより

 

阪急百貨店うめだ本店のワイン売り場と言えば、最近リニューアルオープンしたばかりで、梅田の百貨店ワイン売り場の中で一番新しい売り場です。そのワイン売場が、さらにリニューアルしました。その目玉が、タイトルにある1050円ワインコーナーです。(ビジネスブログでは、ビジネスのか観点から取り上げています。

 

まさか、阪急が1050円コーナーを作るなんて思いもしませんでしたよ。なんせ、阪急の地下二階は、ワールドフードマーケットと呼ぶぐらいあって、値段よりも品揃えに力を入れているから。美味しそうなメニューがわんさかあって、いつ行っても食べたくなるのですが、値段を見て、それが「いつか」に変わってしまいます。それほど、高級感・プレミアム感のあるデパ地下であり、市場のような活気のある阪神のデパ地下とは対照的。だから、ワイン売り場も、扱う銘柄がそれなりにお高いモノだったのです。(強いて言えば、JR大阪三越伊勢丹よりは敷居が低いですが。)そのようなフロアに、1050円のワインコーナーが登場したのだから、先週末のトップニュースに踊り出るぐらいの印象でした。(もちろん、先週末のトップニュースは早朝の地震ですが。)

 

しかも、1050円ワインの品揃えが多い。阪神にも、1050円のワインばかり集めたデイリーワインコーナーがあるのですが、最近どちらかというとラインナップが少なくなっている感じ。一方、阪急は、出来たばかりであるにもかかわらず、その銘柄数がかなり多いのです。通常、ちょっとずつ品揃を増やすことが多いと思うのですが、いきなり豊富な種類を売場で展開するということは、それだけ1050円ワインに力を入れている証拠かもしれません。

 

阪神同様、阪急の1050円ワインコーナーでもうれしいのは、試飲できること。通常、安いワインは、安さで売っているだけあって、販売にあまり手間は掛けられません。よって、試飲できることも少ないのです。だから、なかなか手を伸ばしにくいというのもあるのですが、阪急・阪神は、この消費者心理も考えて、1050円ワインの試飲にも積極的なのです。多くの1050円ワインが試飲できるので、ちょっと不安な人でも安心して買うことができます。

 

今後注目したいのは、銘柄にどの程度変化があるかどうか。デイリーワインは、飲む機会も多いので、すぐに同じ銘柄になりがち。阪急の1050円ワインのラインナップと言えども、デイリーワインとしては、十分とは言えません。いろんな銘柄を楽しみたい、このニーズに答えてくれれば、阪急は最高ですよ。阪急さん、お願いしますね。

阪急のネット通販では、残念ながら1050円コーナーはありませんね。兄弟企業の阪神百貨店では発見。ただ、種類はそれほど多くありません。今後、阪急のネット通販でも、1050円コーナーができるのでしょうか。

ちなみに、楽天市場で送料込みで980円~1050円のワインを調べるとかなりの種類がありました。

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三次ワイン、これだからワイン試飲はやめられない

三次ワイナリーのワイン

 

先日、阪神百貨店梅田本店のデパ地下で、久しぶりに試飲してきました。

こちらのワイン売場には、本当によく顔を出すのですが、ほぼ試飲はしません。試飲してもいいんですが、買わないのが申し訳ないから。梅田に出る時は、いろんな場所(ほぼショッピングエリアですが)をぐるぐるするので、ワインを買うとかなり荷物になるからです。お手頃なワインも多いので、何度か誘惑に負けそうになりますが。

では、なぜ今回試飲をしたのかと言いますと、嵐の日というのもあり、お客さんがかなり少なく、店員さんが暇そうにしていたからです。これなら、(たとえ)買わなくとも、悪い気はしないだろうと。お客さんがゼロよりは、一人でも試飲していた方が、他のお客さんが試飲しやすくなるだろうと。そういう言い訳混じりで、試飲しました。

さらに、今回目にした試飲ブースは、期間限定の試飲で、ワイナリーから直々に来られていたので、なおさら。せっかく来たのに、試飲さえしてもらえなくては、社長に怒られますからね。そのワイナリーは、広島三次ワイナリー。

そして、試飲したのは、TOMOEメルロー樽熟成という銘柄。詳しい感想(試飲なのでそれほど長くはないですが)はワインカルテに書くとして、この銘柄、全く知りませんでした。広島にワイナリーがあることさえも知らなかったほどですから。だから、あまり期待値も高くないのですが、これがかなりイケる。メルロー100%でありながら、かなり重いワインなのです。カベルネの重い赤ワインが好きな人には、間違いなく喜ばれるかと思います。

こういう体験をすると、試飲の重要性がまざまざと感じますね。試飲がなかったら、三次ワイナリーさえも記憶に残らなかったわけですから。ちなみに、「三次ワイナリー」でブログ検索をしても、ワインに関する評価や口コミは、ほとんどありません。ということは、試飲がなければ、やはりスルーする確率が高かったということになります。ワインとの出会いを楽しむなら、試飲はできるだけする方がいい。実感しましたね。

※楽天市場で三次ワイナリーのワインを探す

 

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第30回シェラトン ワイン・フェスティバルの利き酒コンテストに挑戦!!!

第30回のシェラトン ワイン・フェスティバル

先週土曜日、シェラトンのワイン・フェスティバルに参加しました。ワイン・フェスティバルには一度行ったことがあるので、今回は二度目の参加。前売り券が2000円と比較的安く設定されていたためか、多くの人で賑わっていました。もうひとつのブログでも、ワイン・フェスティバルは取り上げる予定です。

普段のワイン経験がどの程度知識に結びついているのかを確かめるために、利き酒コンテストに参加。利き酒コンテストは、前回のワイン・フェスティバルでもありましたが、前回は参加せず。まだ、それほどワインについて知らなかったからです。ちなみに、前回は私の知り合い(かなり遠いですが)が決勝進出し、なんと優勝しました。優勝なんて本当にスゴイ。私なんて、当時ワインの知識もまだまだ少なく、もう雲の上の人ように感じたものでした。

利き酒コンテストは、予選と決勝に分かれています。予選は誰でも参加できるのですが、決勝は予選の上位5人が舞台上でテイスティングして競います。ちなみに、今回私が参加した予選では、30人弱ぐらい参加していたでしょうか。みんな真剣そのもの。何気なく参加したものの、少し申し訳なくなったほどです。何せ、普段ワインを飲むことが主体で、そのついでにいろいろ調べているにすぎないですから。

予選・決勝とも赤ワインでした。赤ワインの回だったのかもしれませんが、好きな赤だっただけに、少しは気持ちが落ち着いたものです。ただ、それは予選のワインをテイスティングするまでのこと。テイスティングしてからは、紙に書けない書けない。ちなみに、利き酒コンテストでは、所定の用紙に、ワインの色やテイスティング、国・産地・ぶどうの品種・銘柄名・ヴィンテージ(ぶどう収穫年)まで書かなければなりません。ワインを飲んだまではいいのですが、全く筆が進みません。結局、まず書いたことは、

色→これは赤ワインに間違いない

ということだから、お先真っ暗。ただ、このワインどこかで飲んだことあるんですよ。そして、ピンと来ました。このワインは、アメリカのピノ・ノワールではないかと。(ミラソーまでは覚えておらず)アメリカまではわかりますが、産地までは覚えていません。そこで、頭に浮かんだのが「ナパバレー。」(ミラソーはセントラルでした。)そして、何となく熟成していそうだったので、2010年にしました。残りは色と感想で、自由に記入することだけです。本当にどう表現したらいいのかわからなかったので、量で勝とうと思い、感じたことをできるだけ多く書きました。このプロセスに伴い、テイスティングするワインは1杯では足らず、お替りまでしました。この努力、誰かに讃えてほしいほど。

そして、決勝進出者の発表。すると、私の名前が呼ばれるじゃないですか。なぜ?「これは赤ワイに違いない」という、素人でも書かないような感想を書いているのに?しかも、決勝進出者の中で、一番高いスコアだったのです。さらに、疑問が膨らみます。その理由は、解答の発表でわかりました。国・産地・ヴィンテージが合っていたからです。それで、最高のスコアが取れるの?みなさん、酔っ払っていたのでしょう、きっと。ちなみに、ぶどう品種はメルローだったかと思います。ピノ・ノワールやサンジョベーゼの解答が多かったとのことでした。

※楽天市場でナパヴァレーのメルローを探す

 

さて、決勝戦ではどうなったかといいますと、こちらも大苦戦。もう、全くわからないのですよ。感想や答えを書いた紙があれば、ここで少しはお伝えできるのですが、書いたことすらもあまり覚えていません。唯一覚えているのは、アルゼンチンマルベックということ。では、なぜアルゼンチンのマルベックにしたのかといいますと、直前に飲んだワインと似ていたからに他なりません。どこのインポーターさんかは忘れましたが。そのワインに似ていたのです。結局答えは、チリのカベルネ。(確かそんな答えだったかと思います。)南米まで合っていたんですね。それだけでも、大したものですよ。もちろんですが、優勝ならず。やはり、みなさん実力はすごいのですね。

※楽天市場でチリのカベルネ・ソーヴィニヨンを探す

 

決勝進出でいただいたのが、こちらの付箋入れ。

シェラトン特製付箋入れ

 

シェラトンのロゴ入りです。利き酒コンテストで決勝進出なんてもう無いかと思うので、先祖代々のお宝にしたいと思います。それにしても、もう少し産地・品種については飲み比べが必要ですね。そんな反省が残る利き酒コンテストでした。

シェラトン特製付箋入れの付箋

シェラトンさん、ありがとうございました。

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メルシャンのサンライズに異変

リニューアルしたサンライズ※メルシャンさんのサイトより

 

今回は、先日セブン-イレブンで発見したことを取り上げます。ビールに関しても大きな発見があったのですが、ワインもびっくりな出来事がありました。それは、

メルシャンのサンライズのデザインが変更されている

ということです。サンライズは以前ワインカルテでも取り上げました。

メルシャンのサイトで調べたところ、サンライズのページではデザイン変更について触れられていません。もしかしたら、これはセブン限定品ができたのかと思いきや、メルシャンのトップページにリニューアルキャンペーンについての告知がありました。5月15日から7月末まで、プレゼントキャンペーンが行われるようです。ちなみに、リニューアル前のデザインは、こちら。

サンライズ カベルネ・ソーヴィニヨン2011

 

実は、セブンの後にライフ(スーパー)にも寄ったのですが、ライフのサンライズは通常のラベル。セブンがリニューアル一番乗りなのかもしれないですね。中身も変わったのかな?

楽天市場でメルシャンのサンライズを探す

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カカクコムがワインアプリを開始!

カカクコムが始めたワインアプリ・Vinica

 

今朝の日経新聞朝刊によると、カカクコムがワインを記録してくれるiPhoneアプリを提供したそうです。サービス開始は、本日2/20。

ワインに関するアプリは、これまでも存在していました。しかし、それほど利用されてなかったというのが現実です。私自身も、iPhone時代からいろんなワインアプリをダウンロードしてきたのですが、記録するのが面倒→利用しなくなる、というパターンですべてのアプリが眠ったまま。

ワインって、銘柄を入力するだけでも大変なんですよ。さらに、産地・ぶどう品種などいろんなキーワードがあるので、さらに入力のハードルが上がります。だから、自然と使わなくなってしまうんですね。

その点、カカクコムは、ワインの記録を画像という切り口で始めています。ワインアプリ・Vinicaは、ラベルをカメラで撮影することで、飲んだワインを記録するという使い方をします。もちろん、その先には飲んだワインを共有するソーシャル機能もあるわけです。

Vinicaが人気サービスになるかどうか、ワインラバーズのインフラとなるかどうかは、使い勝手がいいかどうかに掛かっているんでしょうね。iPhoneを使っている人は、是非お試しください。そして、感想をコメントでいただけると幸いです。Vinicaについては、RIC経営研究所ブログ(ryotarotakao.com)でも取り上げたいと思います。

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ウッドブリッジのカベルネ・ソーヴィニヨン、アカシア・ビタミンCを使う理由とは?

 

 

以前に今日のワインで取り上げた、ウッドブリッジのカベルネ・ソーヴィニヨン。

こちらの銘柄にはアカシア・ビタミンCが使われているのですが、その理由について疑問に思いました。だって、他のワインでアカシア・ビタミンCが使われている銘柄は、ほとんどないので。

そこで、日本の正規輸入代理店のメルシャンさんに質問したところ、早速に回答が届きました。1/14の夕方に質問したところ、回答が届いたのは翌日の1/15。さすが大手は、仕事が早い。

その回答は、以下の通りです。

一般的にワインは酸化を防ぐために製造工程で酸化防止剤を添加し

ます。「亜硫酸塩」を使用する場合が多いのですが、
安定剤としてアカシア(アカシアの受益を精製して得られる食物繊維で、ワインの酒石や澱が発生しないようにワインの
タイプによって少量使用)を使用する場合があります。
ビタミンCは酸化防止剤として使用されます。ワインのタイプによって亜硫酸塩と併用されます。
つまり、いずれもワインの品質を安定させるもの。ただ、これだけでは、なぜこの銘柄だけ使われているのか、わかりません。そこで、ネットで調べてみました。
「ワイン アカシア」でグーグル検索したところ、見つかったのがこちらのブログ。簡単にまとめると、
アカシアを使用する理由=早飲みタイプの若いワインを安定させるため
となります。
次に、「ワイン ビタミンC」で検索してみました。ただ、さほど納得行く説明は見つからず。こちらのブログを参考にして、なんとなくわかったのは、
大量生産型のワインのために、ビタミンCも使われている可能性が高い
ということ。ぶどう栽培や醸造にそれだけ手間暇を掛けられないから、亜硫酸だけでなくビタミンCも酸化防止剤として使ったという理屈です。
後気になるのは、味への影響。これについての情報は、ウェブ上を見る限り、見つけられませんでした。
何だか後味が悪いですが、アカシア・ビタミンCを使うのは、
安いワインをうまくするためから
というのは、あながち間違っていないようです。ただし、それなりの品質のワインと同等の味になるかどうかについては、疑問ですね。
ちなみに、ソルビン酸が使われるのは、
輸送時に赤道を通過するため
のようです。(こちらのサイトを参照)そう、南米など南半球のワインに多いようです。かといって、オーストラリアのワインでソルビン酸を使っているものがあまりないことを考えると、ソルビン酸添加のワインも安い大量生産型のワインということができるかと思います。
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イオンPBのボジョレーヌーボーの裏面を見て、びっくり。

ボジョレーヌーボーBy jetalone

 

先日、ダイエーで見つけたイオンPBのボジョレーヌーボー(リンク切れになる恐れがあるので、ニュースサイトにリンクしています。)で、とあることを発見しました。

それは、

 

原材料に安定剤(アカシア)を使っている

 

ということです。

ワインの添加物と言えば、酸化防止剤の亜硫酸塩が有名(?)です。日本で販売されているほとんどのワイン(もちろん無添加ワインは除く)に、原材料として表示されています。こちらのサイトによると、亜硫酸塩の身体への悪影響はほぼゼロのようです。そうなると、気になるのがアカシアです。

 

アカシアをWikipediaで調べてみても、植物としての分類がわかる程度。そこで、別のサイトで調べてみたところ、次のような説明がありました。

 

アカシア・セネガルから採取されるcloverアラビアゴム(樹液)は多糖類が主成分、低粘性で水によく溶ける性質を持ち、キャンデーやチョコレート、ソフトドリンクなどの食品・化粧品の乳化剤virgo増粘剤、医薬品の安定剤やマイクロカプセル化、水彩絵の具のバインダーart切手ののりとして利用されますscissors

もう一つの成分はタンニン。もともと皮をなめすのに使用され、樹皮から抽出されます。主にはブラック・ワトルと呼ばれる南アフリカ産のアカシアの樹皮から抽出されたタンニンです (パイヤール黒猫亭ワイン会より

 

そこで、ワインの安定剤として利用されるアカシアについて調べたところ、情報はほとんどなし。そこで、パイヤールさんの情報から考えられるワインへの効用を推測してみました。

 

【安定剤としてのアカシアが与えるであろうワインへの効用】

[1]甘みを加える←樹液だから

[2】渋みを加える←タンニンだから

 

他のボジョレーヌーボーで使われていないことを考えると、質の低いぶどうから作ったワインの品質向上のために利用されているのではないか、と思います。実際、ペットボトルとは言え、価格は低いわけですから、低コストのぶどうを使っていても不思議ではありません。

 

また、アカシアではないですが、ソルビン酸について、下記のような解説がありました。

 

ソルビン酸は、劣悪な環境で作られたワインが、雑菌により腐敗したり糖分が再発酵を起こしたりするのを防ぐために使われます。
まともなワインには決して入れません。
ビン詰め段階でのみ入れられるもので、大量生産のワインにもよく見られます。(アカメショウジョウバエの日記より

 

このブログのプロフィールを見ると、「ワイン会社に勤務」とあるので、ワインに関する専門知識を有する方かと思います。また、勤務先の会社名を公表していないので、ポジショントーク(会社に有利になる内容を書くこと)である可能性も低いでしょう。となると、ソルビン酸の入っているワインは、オススメできないことになります。

 

ソルビン酸とアカシアが同じ成分ではないですが、同じ用途で利用されている可能性はあります。つまり、粗悪なワインを安定させるための利用です。最後に、こちらのブログにもアカシアのワイン利用についての記述がありました。

 

化学的には多糖類で、ぶどうにも含まれている多糖類と同類です。
安定したコロイドなので、不安定なコロイドを安定させるのに使われます。ワインには古代から使われていて、特に、早飲みタイプの若いワインの色素沈殿を遅らせるために、加えられます。(マッサンベより

 

「ワイン 安定剤 アカシア」などでいろいろ検索しましたが、上記で紹介した以外にあまり有益な情報にめぐり逢えませんでした。ただ、アカシアを使っているのは、イオンPBだけではないようです。こちらのワインなんて、決して価格は低くないのですが、アカシアが使われています。よって、「低価格ワイン=アカシアでごまかし」とは考えにくいかと思います。ますます、わからなくなりました。

 

そこで、イオンに直接質問してみました。回答が来たら、またこちらで紹介したいと思います。ちなみに、昔亜硫酸塩以外の添加物が入ったワインを買って、後悔したことがあります。安かろう悪かろうのワインでした。よって、私のワイン選びでは、原材料確認を欠かせません。

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