安旨ワインとして有名なチリ。
ぶどう栽培に適した寄稿や土壌で、その恵まれた環境は美味しいワインを作るのにぴったり。
輸出量が急増しており、ヨーロッパの醸造元が進出し、近代醸造技術で世界トップれべるのワイン造りが行われている。
一方で、デイリーワーンの醸造も多い。
代表的な産地は、首都サンチアゴを中心とするチリ中央部。サンタ・カロリーナやコン・チャイントロなどの有名な醸造元も、この地域に集中している。
【主要産地】
- アタカマ(Atacama):ブランデーのピスコの産地として有名。徐々にワインの醸造を増えている。コビア・ヴァレー(Copiapo Valley)、ウアスコ・ヴァレー(Huasco Valley)。
- コキンボ(Coquimbo):同上。エルキ・ヴァレー(Elqui Valley)、リマリ・ヴァレー(Limari Valley)、チョアパ・ヴァレー(Choapa Valley)。
- アコンカグア(Aconcagua):アコンカグア・ヴァレーは首都サンチャゴ(Santiago)の80kmほど北部にある山岳地地帯。暖かく雨が少ないので、カベルネ・ソーヴィニヨンに適した産地。カサブランカ・ヴァレーは太平洋に面し太平洋からの冷たい空気が入り、特にシャルドネやソーヴィニヨン・ブランの産地として急激な広がりを見せている。アコカグア・ヴァレー、カサブランカ・ヴァレー(Casablanca Valley)、サン・アントニオ・ヴァレー(San Antonio Valley)。
- セントラル・ヴァレー(Central Valley):首都サンチャゴの南部に広がり、古くからワインが造られている産地。夏は乾燥し、昼夜の気温差の大きい地中海性気候。カベルネ・ソーヴィニヨンやソーヴィニヨン・ブラン、メルローが多い。マイポ・ヴァレー(Maipo Valley)、ラペル・ヴァレー(Rapel Valley)、クリコ・ヴァレー(Curico Valley)、マウレ・ヴァレー(Maule Valley)。ラベル・ヴァレーには、カチャポアル・ヴァレー(Cachapoal Valley)、コンチャグア・ヴァレー(Coichagua Valley)がある。
- サザン(Southern 南部):イタタ・ヴァレー(Itata Valley)、ビビオ・ヴァレー(Bio-Bio Valley)、マジェコ・ヴァレー(Malleco Valley)。