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シャンパーニュ地方は、フランスのワイン産地としては、最も北に位置する。
シャンパンは、この地方で造られ、ぶどう品種や製法など厳しい条件を満たしたものだがけが、名乗れるもの。
使用されるぶどう品種は、黒ぶどうのピノ・ノワールとピノ・ムニエ、白ぶどうのシャルドネの3種が主体。
シャンパンが独自の極め細やかな泡立ちになるのは、シャンパン方式(Champen-oise)と呼ばれる製法のため。瓶詰めされてから瓶の中で第二次発酵となり、15ヶ月から数年間(!)じっくりと瓶熟成され、動瓶や口抜きという瓶の口にたまった澱(おり)を取り除く製法で、手間暇かけて造られる。
【シャンパンの種類】
- ブラン・ド・ブラン(Blanc de Blanc):白ぶどうのみを使用。口当たりがよく、食前酒向き。
- ブラン・ド・ノワール(Blanc de Noir):黒ぶどうのみを使用。コクがある。
- ヴィンテージ・シャンパン:ぶどうの作柄が特によかった年の原酒だけで造ったもの。ミレジメ・シャンパンともいい、この場合はラベルにヴィンテージが表示されている。
- ノンヴィンテージ・シャンパン:各年の原酒をブレンドしたスタンダードなシャンパン
【シャンパンの味】
- エクストラ・ブリュット(extra brut):極辛口
- ブリュット(brut):辛口
- エクストラ・ドライ(extra dry):やや辛口
- セック(sec):中辛口
- ドゥミ・セック(demi-sec):中甘口
- ドゥー(doux):甘口