大量生産型ワインの受賞歴はあてに出来るのか?

 アスダのワイン売り場By Laura Mary

 

イギリスの一般紙・テレグラフ電子版(The Telegraph)に、ワインの品質のブレに関する記事がありました。

 

品質のブレというだけあって、開栓したワインの劣化のことではありません。同じ銘柄・同じヴィンテージでも、味が異なるという意味。

 

このようなブレは、大量生産型のワインでよく起こるようです。大量生産型のワインとは、スーパーやコンビニで売っているような大手酒造メーカーや小売店オリジナルのワイン。記事では、その例として、ストアブランドの

アスダ コルビエール2009(Asda Corbieres 2009)

ウェイトローズクレット(Waitrose claret)

が挙げられていました。両商品とも、大手小売企業アスダ・ウェイトローズのPBワインです。大量生産型ワインは、大量に販売しなくてはならず、また低コスト生産が可能とあって、低価格で販売されていることがほとんどです。

 

この大量生産型低価格ワインに関して、

練習の足りないマラソン選手みたい

と表現されています。つまり、ボトル詰めされてから、どんどん劣化が進むということ。(マラソン選手も、スタート時は元気ですが、走る距離が長くなるにつれて速度が遅くなります。)翌年のぶどうを使った製品が出来上がるまで、ボトルの状態では美味しく飲めないそうです。しかも、劣化するのではなく、ボトルの状態で味が向上するワインもあるそうです。

 

また、大量生産型ワインのほとんどは、ぶどうをブレンドしたワインです。ブレンド時にもブレが発生しないわけではないですが、微調整可能です。しかし、ブレンドしたワインは、ボトル詰めされてからの品質の変化が、大きいようです。

 

 

そう考えると、

大量生産型ワインのコンテスト受賞歴は、それほどあてにならない。

ということになるのではないでしょうか?特に、コンテスト出品時は、ボトル詰め前の出来たてを使うようです。ということは、例え受賞歴のあるワインでも、ボトル詰めされ店頭に並んだ時には、すでに受賞に値するほどの品質を備えているかどうかは、かなり疑問。

 

これは、大量生産型ワインだけではなく、ブレンドしたワインにも言えることかもしれません。まぁ、受賞したから美味しい=自分の口に合う、とは限りませんが。

 

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