(from Flickr)
ワイン雑誌のFood&Wineより、
5 Ways to Screw Up a Wine Pairing
(直訳すると「ワインの組み合わせを台無しにしてしまう5つの方法」)
という面白い記事がありましたので、紹介したいと思います。
その中では、ワインを飲む時に組み合わせる料理やその他環境でしてはいけないことが5つ紹介されています。それは、
- アンティチョークと一緒に食べるな。
- 赤ワインを温め過ぎたり、白ワインを冷やし過ぎたりするな。
- 一流のワインと一流の料理を一緒に飲むな。
- 脂身の多い魚料理にタンニンが豊富な赤ワインを合わせるな。
- あまり考えすぎるな。
です。
アンティチョークとの相性の悪さは、シナリンというアンティチョークに含まれる要素が問題のようです。どうしても、アンティチョークとワインを飲まなければならないならば、ライトボディでオーク樽で熟成していないオーストリアのグリューナー・フェルトリナー(Grüner Veltliner)がいいようです。
ワインの温度に関しては、
- 赤ワインは、飲む前に30分だけ冷蔵庫に入れる。
- 白ワインは、冷蔵庫から出して数分してから飲む。
のがいいらしいです。
ワインと料理は、個性が強い物同士だと相殺されるからでしょう。とびきっりの料理の場合は、そこそこ美味いワインが合うようです。
脂身のある料理との相性について、記事では白ワイン、特にミネラル感のある海に近くで採れるぶどうのワインがいいようです。具体的には、スペインのアルバリーニョ(Albarino from Spain), イタリアのヴェルメンティーノ(Vermentino from Italy), チリ太平洋岸のソーヴィニヨン・ブラン(Sauvignon Blanc from Chile’s Pacific coast)など。
ただし、読者の方のコメントを見ると、サーモンとピノ・ノワールとの相性はいいという意見も。ピノはタンニンが少なめなので、合いそうな気がします。
まぁ、なんだかんだ言ったって、結局は自分の味覚に合うかどうか。ごたごた考えずに、自分がこれだと思う組み合わせで飲む方が楽しめそうです。ただし、自己責任ですが。
生タラコと赤ワインの組み合わせは最悪です。口の中にヘドロの海の香りがする。
ワイン通ぶったいやな奴に知らなかったふりして飲まそうぜ。
一度試してみて。