消費者ニーズを取り込んだフランス・ラングドック・ルーション地区に注目。

Vinexpo 2011

 

イギリスの新聞・ガーディアンのオンライン版によると、

フランスのラングドック・ルーション地区のワインがイギリスの小売店を救っている

ようです。

なんだか、まどろっこしい言い方ですが、要は「ラングドック・ルーション地区のワインがイギリスで売れている。」ということになります。

 

ラングドック・ルーション地区と言えば、お世辞にも人気のあるワイン産地ではありません。フランスでは、ボルドーブルゴーニュなどの方がずっと高い人気を誇っています。特に、イギリスではフランスワインがよく売れる(イギリスのワイン売上数量の三分の一を占めるほど)ので、ボルドー・ブルゴーニュ好きのワイン愛飲者は多いようです。

 

ただ、不景気の影響はイギリスの消費者にも及んでおり、特に給料が上がらない中での食料品価格の上昇はかなり痛いようです。そのため、ワインも低価格志向が強くなり、ニュージーランドアルゼンチンの比較的安いワインの売れ行きが伸びているようです。

 

そうは言っても、フランスワインへのニーズが高いのも事実。そこで、注目されだしたのが、ラングドック・ルーション地区なのです。この地区は、約3万ほどの生産者がいるなどそれほど大きな醸造家がいません。そのためか、ラングドック・ルーションワインのプロモーションもできず、あまり日が当たらなかったようです。

 

しかし、消費者の低価格志向で、ラングドック・ルーション地区が一躍人気に。特に、イギリスのワインショップ大手のマジェスティックワインは、価値あるワインの一つとしてラングドック・ルーション地区のワインの販売を強化しているようです。

 

一方、ラングドック・ルーションの生産者も、消費者ニーズを考えたワイン作りやプロモーションに力を入れているようです。例えば、若い人向けに低アルコールのモスカートを使ったワインを開発したり、これまでにはなかったシラーとグルナッシュをブレンドしたり。伝統にとらわれない開発姿勢が、販売者の関心を読んでいるようです。

 

ここまで読めば、比較的安いラングドック・ルーションのワインを飲みたくなるもの。記事でも、いくつかのブランド(シャトー)が紹介されていました。

  1. ドメーヌ・ド・ヴィラマジュー(Domaine de Villemajou):もともとフランスのラグビー選手であったジェラール・ベルトラン(Gerard Bertrand)がオーナーのシャトー。楽天市場で探す
  2. シガリュス(Cigalus):白ワイン。シャルドネとヴィオニエ主体。
  3. ジェラール・ベルトラン ラ・フォルジュ(Gerard Bertrand La Forge):カリニャン・シラー。フルボディ。楽天市場で探す
  4. シャトーポール・マス(Château Paul Mas):シャトーは、ドメーヌ・ポール・マス。シラー・グルナッシュ。楽天市場で探す
  5. アロガント・フロッグ(Arrogant Frog):シャトーは、ドメーヌ・ポール・マス。オーストラリアで人気。赤・白・ロゼで全部で8種類ある。楽天市場で探す

ラングドック・ルーション地区と言えば、ヴァン・ド・ペイが多く、AOC格付けが少ないためか、比較的値段は安く買うことができます。

ただ、小規模シャトーばかりなので、選ぶのが大変ですね。

上のワインを飲んだ方がおられましたら、是非ご感想をお寄せください。

※ マジェスティックワイン(Majestic Wine)のサイトはこちら。

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